池袋・友誼食府 行ってきた

本格的な中国料理が食べられるということで最近話題の、池袋にあるフードコート「友誼食府(ゆうぎしょくふ)」に行ってきました!


以前立川店の方に行ったのですが、やっぱりここは本丸に乗り込んでみたいじゃない!

 

 

池袋西口(北)という、西なのか北なのか分からない場所なんですが、このあたり一帯には中国食材の専門店や本格的な中国料理が食べられるお店が多くある東京の「中華街」エリアです。


関東では中国料理=横浜中華街というのが不動の1位なのですが、池袋は中華街よりもさらにディープな本場の味を楽しめるということで海外旅行が気軽に出来ない今、話題になっています。
都内で韓国料理といえば新大久保ですが、中国料理といえば池袋が新常識になる日も近いかもしれないですね。

 

「友誼食府」はJR池袋駅 西口(北)を出て目の前のビルの4階にあります。
(困ったら駅構内図の「20a」を探すと良いです)

このビル入っているテナントが現地人向けのお店が多いんですよね(笑)
ビルの入口狭いしエレベーターも古くてちょっと不安があると思うのですが全然そんなことはないのでご安心を。

「友誼食府」はフードコートで同じフロアに「友誼商店」という中国食材を扱う食品店が併設されています。

ちなみにフードコートは席数が20席程度なのでお昼時は席が空くまで待つことも。
フードコートで食べない人はテイクアウトも良しです。

お水はセルフサービス。併設されている食品店で購入した飲み物を持ち込むこともOK(ただし外部からの持ち込みはNG)です。


ただここで厄介なのが「注文方法」。
通常のフードコートだと各店舗現金払いが主流かと思うのですが「友誼食府」では「専用プリペイドカード」のみの支払いです。
一応説明が店内にも記載されているのですが初見殺し(&私のように不安になる人も多い)と思うので、書いておきますね。

<注文方法>
①店舗で注文する

②金額を書いた付箋付きのカードを受け取る

③レジ横の専用レジに声をかけてチャージ

④チャージしてもらったカードを持って店舗に戻り店員さんに渡す

⑤調理は呼ばれて取りに行く or 席まで運んでくれるのでそれまで待つ

ちなみにカードは1店舗1枚なので、複数のお店で注文したい場合は各店舗で注文してカードをもらってチャージが必要です。

 

おそらく少し前まではあまり日本語対応をしていなかったのだと思うのですが、最近メディアで取り上げられることも多くなった影響か、注文は日本語で出来ます。皆さん流暢な日本語で対応してくださいますし、初めて目にするメニューについても丁寧に説明してくださいます。
まぁ例え日本語が通じなくてもメニュー指差しすればなんとかなります(モンゴルを片言英語とボディランゲージで乗り切った人間の感想)。

 

 

今回私が注文したものはこちら!

酸辣粉
中身は春雨なのでとってもヘルシー!スープもただ辛いだけでなく旨味も感じられます。辛いものが大丈夫な人は多分嫌いな人はいない味付けだと思う。
モツ入りもあったんだけど、まだモツを食べる勇気はなかったので今回はベーシックな方を選択。単に私が少食なだけだと思うのですが、見た目より結構ボリュームあります。

左が酸辣粉、右が水餃子

●水餃子
中国で「餃子」と言ったら水餃子を指すというのは有名な話ですよね。麻(しびれ)と辣(辛味)の調整ができます。辛いものがあまり得意でない人がいたので今回は「麻」にしたところ、しびれがすごい(笑)下手したら「辣」が少しあった方がしびれ緩和されたかも。

●土豆丝卷饼(じゃがいも巻き)
中国東北地方の料理が食べられるお店でチョイスしたのがこれ。
もちもちした生地の中にはじゃがいもの細切り炒めが入ってました。ただ私は大のネギ嫌いなのでこれは両親に譲ることに。両親は美味しい!と、とてもお気に入りの様子。

●烤羊肉串(羊肉の串焼き)
中国東北料理といえば串焼きだそうなので羊肉をチョイス。ちなみに注文は1皿4本からです。全然臭みがない!モンゴルで羊肉食べた時もあまり臭みがないなと思ったのですが、それ以上になくてとても食べやすかったです。4本なんて多分あっという間に食べられる。

●雪菜肉丝面(豚肉と高菜のラーメン)
もうね、これは辛いもの食べ続けたあとに口にするとホッとする味です。
豚肉のエキスがよく出たスープが最高。中国でも高菜を食べることを知らなかったのでちょっと意外でした。辛子高菜みたいな辛味はなくてシンプルで食べやすい。具材の豚肉は一度油通しされているみたいでした。

●煎饼果子(中華クレープ)
これですよ!これ!!!!!!動画サイトで見ているとたまに中国の屋台料理の動画が流れて来るんですけど、その時に頻繁に流れて来たのがこの「煎饼果子」を作っている様子だったんです。それからずっと「現地行かないと食べられないのかなぁ」と思っていたら日本でも食べれる!
中身はレタスとソーセージ、薄脆(揚げた薄い煎餅みたいなもの)などが入っていて、甘辛の味噌ダレが塗られています。
結構なボリュームがあるのでこれだけでお腹がいっぱいになる一品。

ボリューム感が分かっておらず注文しすぎてしまったのですが、食べきれなかった煎饼果子は持ち帰り対応をしてもらいました(ありがとうございます)。
ポリ袋にぽーんと入れてもらう感じも現地っぽくて好きです(笑)

 

なお、各店舗の詳細はAnnjuさんというブロガーさんが詳しくレポされていて、とても役立つのでぜひ御覧ください。

2022最新|池袋のリアル中国『友誼食府・商店』中華フードコートとスーパーの利用方法とメニューを徹底解説! - Habibi's Chillaxing Life

 

 

番外編

友誼食府の立川店に行った時に「池袋じゃいつも並んでるのよ~!」と上海料理屋のお姉さんに言われたのを思い出し立ち寄った「永祥」。
友誼食府のあるビルの斜め向かいにあります。

 

 

ここの焼小龍包、私が今まで食べた中で一番美味しくて一度食べてからファンになってます。小籠包というと、どちらかというと“蒸し”のイメージが強かったのですが、厚手の生地で外がカリッと中がジューシーな焼小龍包は食べごたえ抜群です。

あと今回は焼小龍包に加えて「醉鸡」と「鸡爪」も買ってきました(「醉鸡」の写真撮り忘れた 笑)。

「醉鸡」は書いて字のごとく“酔っ払い鶏”のこと。紹興酒で漬けた鶏肉です。よく中華料理屋さんに行くと前菜で出てくるやつですね。
結構紹興酒の香りが残っているので、紹興酒がダメな人は苦手かもしれません(うちの母親は苦手な味と言っていました)。
私は下戸も下戸でアルコールが体質的にNGなので大量摂取すると身体がアルコールを検知してダメなのですが、味はめちゃくちゃ好き。塩味もきいていて、ずっと食べ続けたくなる味でした。

「鸡爪」は鶏の爪、いわゆる“もみじ”のことです。「鸡爪」は可食部分は少ないものの「THE コラーゲン」のような感じでプルプルしていて美味しかったです。これも紹興酒漬けなのかな。「醉鸡」と同じような味がしました。見た目で食べないのは勿体ないですよ!

 

ディープな中国料理店がたくさんある池袋、今後も開拓していこうと思います!